東映不思議コメディーシリーズ(とうえいふしぎコメディーシリーズ)は、フジテレビ系列で1981年10月から1993年10月までの12年間に放送されていた、石ノ森章太郎原作、東映制作による一連の特撮コメディードラマシリーズである。 原作は石ノ森章太郎、じゃあまん探偵団魔隣組まではプロデューサーは平山亨、アクションも大野剣友会が務める。…
17キロバイト (1,798 語) - 2022年3月26日 (土) 06:17
懐かしい。娘が小さい頃見てました。成人した娘は全く覚えてないけど私は「愛ある限り戦いましょう。命燃え尽きるまで。美少女仮面ポワトリン!」という決め台詞まで覚えています。

1 朝一から閉店までφ ★ :2022/11/27(日) 23:57:21.12ID:PW7ZPGW29
ふたまん+編集部
2022.11.27


(出典 futaman.ismcdn.jp)

『美少女仮面ポワトリン』DVD第4巻より







 毎週日曜日の朝といえば、テレビ朝日系列で放送されるニチアサ番組『プリキュアシリーズ』『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』、そしてその裏で放送されているフジテレビ系列のアニメをぶっ続けで見るという、アニメ・特撮リレーをルーティンにしている人は多いと思う。

 多くの子どもたち、そして大人たちを夢中にしてきた日曜朝のテレビ番組は昭和の時代から変わらずあり、かつてのフジテレビでは特撮枠である「東映不思議コメディーシリーズ」が人気だった。

 1981年の『ロボット8ちゃん』に始まる『バッテンロボ丸』『勝手に!カミタマン』などの「ロボット・生物シリーズ」。続いて1987年から『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』『じゃあまん探偵団 魔隣組』の2作が放送された「探偵団シリーズ」。
そして1989年の『魔法少女ちゅうかな*!』から始まった「美少女シリーズ」。中でもこの美少女シリーズは当時の女子・男子ともに愛されたシリーズだった。残念ながら6作品で幕を閉じてしまったが、今回は約30年ぶりに同シリーズの名作をいくつか振り返りたいと思う。



■全てはここから始まった『魔法少女ちゅうかな*!』

 東映不思議コメディー美少女シリーズの記念すべき一作目は1989年1月からスタートした『魔法少女ちゅうかな*!』だった。

 80年代後半のフジテレビ系の実写ドラマでは『スケバン刑事』や『少女コマンドーIZUMI』が人気を集めていた時代で、その要素を取り入れて「アイドル+特撮」の新作として動き出したのが新人アイドル・小沢なつきを主人公に起用した同作。

 魔法少女の「*」が中華魔界から逃げ出して人間界にやってくるという物語で、普段は地味なメガネ少女がカンフー服の魔法少女に変身をする。『幽幻道士』のテンテンちゃんや高橋留美子氏の漫画『らんま1/2』など、80年代後半のカンフー少女ブームに連なる作品のひとつで、とにかく主人公がかわいく魅力的だった。

 視聴者の反応は好調で、アイドル要素を取り入れたことにより、子どもだけでなく一般層の大人も視聴するようになり、好調な滑り出しとなった。しかし主演の小沢なつきの事情により、一年間放送予定のところが急遽半年で終了の運びとなってしまった。

 しかし、東映不思議コメディー美少女シリーズは途切れることなく、島崎和歌子を主人公に起用した『魔法少女ちゅうかないぱねま!』が後番組として放送開始。前作の世界観を踏襲したストーリーで、同作もやはり中華魔女・いぱねまが魅力的だった。




■男子女子ともに人気だったレジェンド級特撮番組『美少女仮面ポワトリン』

 恐らく一番有名な東映不思議コメディーシリーズであろう作品が美少女シリーズ三作目となる『美少女仮面ポワトリン』だ。平均視聴率15%を記録した人気番組ということだけでなく、
2012年には現代向けにリニューアルされたポワトリンが仮面ライダーウィザード&フォーゼとともに映画『MOVIE アルティメイタム』にゲスト出演をしていた。昭和時代を知らない若い特撮ファンでも知っている人は多いのではないだろうか。

 また現在放送中の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)では、ドン22話「じごくマンガみち」で「ポワトリン」をモチーフとしたネタが組み込まれた。鬼頭はるかがソノザに漫画の続きを無理やり描かされるというエピソードで、妄想した漫画「新章 初恋ヒーロー」の中でオニシスターが「ポワトリン」風の仮面姿に変身するというもの。
まさかの令和の時代に同作のパロディネタが出たことでSNSでもすぐに話題となり「ポワトリン」が一時トレンド入り。それだけ特撮ファンにとって重要な作品のひとつなのだ。

 前作までの中華風から一変し、同作のモチーフはフランス。花島優子さん演じる普通の高校生だった主人公・村上ユウコが、初詣で訪れた神社で美少女仮面ポワトリンに変身する能力を授けられ町内にあらわれる怪人たちと戦うという物語。
変身した後の姿はアラン・ドロンの「怪傑ゾロ」をモチーフとしており、白のミニのワンピースに赤いマントを羽織り、マスクをつけて正体を隠している。この姿がシリーズ中でも屈指のかっこよさで、「愛ある限り戦いましょう。命、燃え尽きるまで」というキャッチーな決めゼリフも秀逸。男子女子ともども人気があった作品。

https://futaman.futabanet.jp/articles/-/122969?page=2

【『美少女仮面ポワトリン』『ちゅうかなぱいぱい!』“不思議コメディー美少女シリーズ”の名作】の続きを読む